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手動運転切換時の異常動作の防止方法
自動運転する設備の場合に、自動モード運転中に、手動モードへ切り換えた場合に。
機械が不意に運転を始めたりすると非常で危険である。 安全のために、一般的には
モーメンタリの押ボタンSWを使用して、Y10の回路の様なシーケンスを組んでいる。
(0〜7ステップの回路)
しかしこの方法では、手動操作のために運転、停止の2点の入力を必要となり、設備
の機器の台数が多い場合には、高価になる。
そこで、キープタイプのスナップスィツチ、或いは選択スィツチを使用することが
よく行われる。
この場合、単純入力信号で運転、停止するようにしていると、スィツチが運転側に入れた
ままになっている場合には、手動モードにした場合に機械が運転することになり、
危険である。(8〜13ステップ)
そこで選択スィツチがONになったときの立ち上がりパルスで起動し、手動モードにる。
した後改めて、運転スィッチを入れないと運転開始しないようにして安全性を高めること
が出来る。
ここで使用しているM0は、自己保持の為に、手動モードにしてもY11がONのまま
にならないようにしている。